これは驚いた。 あった事と推測の区別が出来ない人間がいるというはなし以来の驚き。

イスラエルの「刑務所で10カ月間に行なわれた仮釈放審査委員会の審問、計1112回分の結果を基に」した研究:Danziger S, et al. 2011について。

これによると、 朝、仕事を始めた時は判事はおよそ65%くらい仮釈放を行うのに、疲れている軽食休憩の直前になると仮釈放を認める確率が1割以下くらいになる。休憩から戻ってくるとまた65%くらいに戻ってそれから数時間でまた1割くらいに下がるらしい。

まず、人間の判断がこんなに疲労によって左右されるというのが驚いた。 計算能力とかその手の能力への疲労の影響というのは昔からよく研究されているし、6倍以上も変動したりなんかしないはず。 だからおそらく(記事が言うように)「倫理的・道徳的」判断だから変動するのだろう。あるいは不確実性が高い問題だからだという解釈も可能だろう。つまりその種の問題を扱う能力は計算能力などとは全く違うのだということ。これが第二の驚き。 (この記事で紹介されている理論によれば疲労すると現状を変えない選択をしがちだという事らしい。)

第三の驚きは人に対するこれだけの不公正が気付かれずに放置されてきたこと。 そして第4の驚きは、人はこの種の変動に自分ではほとんど気がつかないのだと言うこと。おそらく私達も知らずにその手の間違いを多く犯しているのだろう。

で、自分の話をすると、最近、似たようなことに気がついていた。 問題に出会うと普通は解決策を2つ3つ考えてその中から良い方をとったりするわけだけど、 疲れてくると解決策を思い付くことはできるけど、決断することが出来なくなる。無理にしようとしてもどっちが良いのかまるで分からない感じになる。それが翌日に再開するとほとんど迷わずにきめることができたりする。 自分はこの現象は「疲れると、トレードオフに参加する変数が多数になるとき、結果のpayoffやコストの評価が出来なくなる」という風に理解していた。件の結果をこれで説明することもできるな。

ボーナスの分割払いが、2008年、2009年と続くと、例えば両年に2500万円ずつのボーナスを受け取ったトレーダーは、2009年には500万円のスライス3つ分で、総額5000万円の内の1500万円しか受け取れていないことになる。ちなみにまだ支払われていない分割払いされるボーナスは、その性質上、自らの意思で会社を辞めると消失する条件が設定されている。このトレーダーは、会社にいさえすれば残りの3500万円を自動的に受け取る権利を持っていることになる。実はこの仕組みが、ヘッドハンティング会社を窮地に陥れた。トレーダーはとにかく会社に残ろうとするし(未払いのボーナスを取り返さなければいけない)、このトレーダーを引き抜くには通常の条件にプラスして3500万円も余分に保証しなければいけないことになる。よって、外資系投資銀行間のジョブ・マーケットの流動性が著しく低下した。ヘッドハンターは、他社に移籍させると、基本給の3ヶ月分ほど(基本給が2000万円だと500万円)を抜く。1年で20人も動かせば1億円も売り上げができるので、バブルの頃はトレーダーより稼いでいるヘッドハンターはごろごろいた。こうしたヘッドハンターは、ボーナスの分割払いによって廃業に追い込まれていった。
世の中で多数の人がやっていることをやらないと、“なぜ?”と聞かれます。大企業を辞めると“なぜ?”、籍を入れないというと“なぜ?”、結婚5年目で子どもがいなくて“なぜ?”と問われる人も多いでしょう。

この“なぜ?”は、厳密に言えば「なぜ他の人がやっていることを、あなたはやらないの?」という質問です。

ですが、質問している人はたいてい思考停止状態なので、そういう質問だと認識していません。“なぜ、あなたはフリーターなの?”という質問の裏返しとして、“なぜ、あなたは定職についているの?”という質問も成り立ちうることを、質問者は意識していないのです。
1. 2字目と3字目は「転倒」がおきやすい

 日本語の言葉の歴史をみると、そもそも文字を見たときに人間は「転倒」して認識しやすいということがわかります。もっと具体的に言うと、日本人は「かな(ひらがな・カタカナ)」で書いたとき、2字目と3字目を転倒して取りやすいのです。
例えば「あたらしい」という言葉は、昔は同じ意味で「あらたし」だったのです。また、現在は「さざんか」と読む漢字の「山茶花」は、その表記の通り読めば「さんざか」 ですよね。昔は「さんざか」だったのです。これらは2字目と3字目がきれいにひっくり返っています。このように2字目と3字目は変わってしまう、転倒がお きやすいということを言葉の歴史が証明しています。ですから、2字目と3字目を転倒させると同じになってしまうような名前はつけないでほしい、絶対にやめ るべきだと思います。
 それから、「2字目と3字目」の次に「3字目と4字目」も転倒がおきやすいのです。ごみの収集車のアナウンスをよく聞いてみてください。「毎度おさわがせして・・・」「毎度おさがわせして・・・」両方のパターンを耳にします。しかし、私たちは何かへんだなと思いながらもそのまま聞いています。言葉に対する違和感の意識が乏しいのです。
 もう1例。駅名の「秋葉原」はどう読みますか?「あきはばら」ですよね。でも元々は「あきばはら」だったのです。
 私自身の経験でも「おことの教室」を「おとこの教室」と読み違えてしまったり、「ふじまめの花」を「ふまじめの花」と読み違えてしまい恥ずかしい思いをしたことがありました。話し言葉では到底間違えないことも、視覚では間違いが起こるのです。
 このように転倒が起こりやすい部分は特に取り違えやすいのだ、という意識を持って名前をつけることが大事だと思います。

私の経験からいうと、一番滞納してはいけないのは、税金社会保険だ。

        <p>これを滞納すると、すぐに「差押さえ通知」が送られてくる。</p>
        <p>私は一昨年、生まれて初めて受け取って、そのあと立て続けに3通来た。</p>
        <p>差押さえは、まず、事務所の<span class="keyword">敷金</span>あたりから始まる。そして次は、商売相手からの支払い金だ。</p>
        <p>私の知り合いは、<span class="keyword">税務署</span>から督促がきたが軽視して、1ヶ月の海外出張に行き、帰ったら、仕事をした某民放局で、予定支払い金が差押さえられていたという。</p>
        <p>怖いのは銀行ではなく、税務所と<span class="keyword">社会保険事務所</span>なのである。</p>
        <p>私は、銀行への返済を優先し、<span class="keyword">税金</span>と<span class="keyword">社会保険</span>をほっておいた。これは多くの人がやる間違いである。</p>
        <p><span class="keyword">税金</span>は2ヶ月払わないと14.6%の延滞金が発生する。これは銀行<span class="keyword">金利</span>よりはるかに高利だ。</p>
        <p>さらに、<span class="keyword">税務署</span>や<span class="keyword">社会保険事務所</span>は、驚くほど簡単に「差押さえ」を実行する。</p>
        <p>財政危機で、税や<span class="keyword">社会保険</span>の不払いが多いと批判にされされるご時勢、彼らは容赦をしない。</p>
        <p>私は<span class="keyword">税務署</span>に行くたびに議論する。</p>
        <p>「うちの会社も従業員もこれまで10年以上<span class="keyword">税金</span>を払って国に貢献してきたじゃないですか。いま、ちょっと苦しいからって、会社を潰したら、スタッフは<span class="keyword">生活保護</span>になって国に<span class="keyword">負担</span>をかけるかもしれないでしょう。会社が再生することを支援したほうがお互いに得じゃないですか」</p>
        <p>担当は迷惑そうに聞いているが、きちんとした経営計画書を作り、分割での支払いを約束するなどして差押さえを免れた。</p>

The reasonable man adapt himself to the world. The unreasonable man try adapt the world to himself. Hence, all progress depends on the unreasonable man.


まともな人は世界に自身をあわせようとする。 まともじゃない人は世界を自身にあわせようとする。 よって、全ての進歩はまともじゃない人に依っている。

――会話の流れを追える、という機能はTogetter(Twitterのログをまとめることができるサービス)が実現していますね。

津田:いや、Togetterは……一刻も早く無くなった方が良いと思いますね(笑)コンセプトは良いと思うんですけれど、ユーザーが悪すぎる。コミュニティの管理者はメディアという自覚をもって、NGユーザーを追い出すとかきちんと対応をとらないと。

ふりかえってみると、マーガレット・サッチャーは良くも悪くも破壊者だった。
もうあかんくなった古いシステムを延命させようと頭のわるい努力を続けていた男共を蹴散らして、錆びた企業管理システム、朽ち果てた教育制度、なかんずく、幹のなかが空洞化されて虚ろになっていた社会保障システムを、彼女は容赦なく叩き壊して歩いた。
自分のまわりの利権や利権にたかる有権者への媚びから「協議」「調整」を口にする男共を軽蔑しきったように、この首相はこう述べている。

「To me, consensus seems to be the process of abandoning all beliefs, principles, values and policies. So it is something in which no one believes and to which no one objects. 」

バカの話し合いはやすむに似たり、と述べる。

アメリカ合衆国では、政治のことはよくわかんねーけど、きみたちを笑わすジョークではおれのほうがうまいんだぜ、なレーガンが、古くさいシステムをバンバン壊して歩きます。
レーガン大統領に異議を唱える学者はたくさんいたが、レーガンという人はそんな研究者がくだくだしく述べる「あるべき政府の姿」がわかるほど頭がよくなかった。
なんだか、よくわかんねーけど、うるせーやつだなあーと呟きながら、どんどんがんがん旧制度をぶちこわしてまわりました。
きっと、「国家」なんてエラソーな顔してても現実はおれがむかし仕事をしてたハリウッドの書き割りみてーなこけおどしだろう、と真実を見破っていたのかもしれません。

このふたりを呪詛する声をうわまわる大きな賞賛の声がいまでも存在するが、それはふたりが信じた「完璧に破壊すれば新しい芽が必ず芽生えて育つ」という信念が現実のものになったからで、よく考えてみると、信念が現実にならなかったら、どーするつもりだったんだろー、と思うが、もうちょっと先も考えてみると、破壊しなければ今度は未来はゼロだったので、やっぱり正しいともゆえるか、と思う。

nevver:

Freedom of Choice [more]

nevver:

Freedom of Choice [more]